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鎌倉大町 あてもなく /鎌倉歩き #002

細い路地が続く静かな大町エリアを、あてもなく歩く

鎌倉駅

2月もあと一日という快晴の日に鎌倉駅に降り立つ

若宮大路 鎌倉駅入口交差点

さて、若宮大路まで出てきたが、どちらに曲がろうか・・・と迷っているうちに信号が変わりこれまで歩いたことのない大町に向かってみる。

大町は衣張山南面と横須賀線に挟まれた地域で、県道311号線周辺を除いてほぼ狭い路地が続いている閑静な町だ。

大町の路地

路地は衣張山に向かって伸び、たくさんの分岐を経て多くは山肌で行き止まる。行きかう人は少なく、住宅が立ち並ぶ路地は、御用のないものお断り、と言われている気がする。

安国論寺

安国論寺 山門

まずは、県道311号線を東に進み、横須賀線踏切手前あたりにある安国論寺に伺う。
この日は残念ながら閉門していた。(月曜閉門/祝日は開門)
あてもなく歩くとこういうこともある。

大宝寺

大寶寺

西へ少し戻り、大宝寺に。大宝寺の建つ場所は鎌倉時代の御家人であった佐竹氏の屋敷跡で、1399年佐竹義盛が出家し多福寺を建立、のちに旧寺名を山号にして多福寺大宝寺(大寶寺)として再興されたという。こじんまりとしたお寺で、きれいに手入れされていました。

安養院

安養院

さらに西に戻り、北条正子が亡くなった源頼朝の冥福を祈るため建立したという安養院に。安養院とは北条正子の法名である。春には写真に見える山門手前の緑から境内一帯にツツジが咲き、赤く染まる。

ここで、大町のあてのない散策は終了とする。
今回はいずれのお寺もお参りはできなかったが、機会を改めてゆっくりとお参りさせていただこう。

3月の声もまもなく。春が芽吹く。

大寶寺境内にて

帰りはパンを買って

帰りは和田塚駅まで足を延ばし、「パンとエスプレッソと 由比ヶ浜商店」にて
バゲット、クロワッサンを買ってすこぶる機嫌よく江ノ電に。

由比ヶ浜商店にて購入

パンとエスプレッソと 由比ヶ浜商店 Yuigahama1-10-5

(本稿は2023年の記録です。最新の情報はHPなどでお確かめください)