だいぎょうじ/Daigyoji Temple
長慶山 正覺院 大巧寺
http://onmesama.ec-net.jp/index.html
鎌倉駅からのアクセス
JR鎌倉駅東口から東方向にある若宮大路の鎌倉駅入口交差点の東側、島森書店ときらら鎌倉の間に大きな赤い車止めの石が建っている寺院が大巧寺です。大きな鎌倉案内図の横にりっぱな松の木があり、その奥に生い茂る緑が目印になります。
大巧寺由緒
元は(鎌倉市十二所の)梶原景時の屋敷内にあった「大行寺」という名の寺でしたが、源頼朝がこの寺で行った戦評定で大勝したので、頼朝が「大巧寺」に改めるよう命じたと伝えられています。1320年に現在地に移転しました。
1532年(天文元年)に、日棟上人が難産で死んだ秋山勘解由の妻の霊魂を鎮めるため、産女霊神として奉ったとされています。
今も安産祈願の寺として「おんめさま」の愛称で呼ばれ、多くの方が参拝されています。
若宮大路に面した入口は寺の裏手にあたるが山門が建てられています。また、左手の産女霊神と書かれた石碑の横には頼朝戦評定所と記されています。
小町大路側正門
鎌倉時代には、小町大路は一般の武士や庶民の道路であり、若宮大路は鶴岡八幡宮の参道であったため、御所以外には若宮大路に門を向けている屋敷はなかったと言われています。大巧寺も若宮大路と小町大路に挟まれている立地ゆえ、小町大路側に正門があったということだと考えられます。
(上)小町大路に面して建つ題目塔
本堂と境内
(上)山門から本堂に通じる庭。四季折々の花々が楽しめる庭となっています。
(上)趣のある手水舎
季節の花々
大巧寺の境内は季節折々の花々が楽しめます。
境内に咲いていた花々の一部(2023年4月訪問)
住所 鎌倉市小町1-9-28
(JR鎌倉駅東口徒歩3分)
電話番号 0467-22-0639
拝観料/入館料 なし
拝観時間/入館時間 9時00分~17時00分
(大巧寺ホームページから)