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蛭子神社 「えびす」ではなく「ひるこじんじゃ」 /鎌倉神社仏閣 #006

蛭子神社 本殿

鎌倉駅からのアクセス

鎌倉駅東口から若宮大路を鶴岡八幡宮方向に進み、二の鳥居前交差点を右に曲がって進むと小町大路に面した蛭子神社正面に出ます。小町大路を歩いていても見逃してしまいそうなほど、入口は小さくて住宅街に溶け込んでいます。

蛭子神社 鳥居

蛭子神社由緒

創建は鎌倉時代と見られていますが、もともとは夷堂橋の本覚寺付近に土地の守護として夷三郎社としてありました。そこに本覚寺が創建されると、夷堂として寺内に移転します。明治初期に神仏分離令が発せられると、本覚寺から離れ現在の地に移転し、近代社格制度における「村社」となりました。その後、この地にあった七面大明神と宝戒寺にあった山王大権現と合祀され蛭子神社と称したとのことです。(1981年に本覚寺内に夷堂が再建されています。)

蛭子神社 本殿(左)と神輿蔵(右)

蛭子神社となった際に鶴岡八幡宮今宮の社殿を移築して本殿としましたが、関東大震災で倒壊、その後1933年に再建されて現在の本殿となっています。本殿のそばには神輿蔵があり、お神輿が展示されています。

蛭子神社 本殿正面

ご祭神は大己貴命 ( おおなむちのみこと ) 。大己貴命は出雲大社の御祭神である 「大国主命」 (おおくにぬしのみこと) の青年時代の呼び名のようです。

蛭子神社 本殿

この蛭子神社は「ひるこ」神社と読みます。ただ、他の蛭子神社はえびす神社と読むことが多く、エビスは「夷」「戎」とも「恵比寿」とも表記されます。えびす神社は全国に点在し、夷神社、戎神社、胡神社、蛭子神社、恵比須神社、恵比寿神社、恵美須神社、恵毘須神社などと表記されています。

手水舎

本覚寺についてはこちら

滑川

滑川

境内から滑川の美しい流れが望めます。また近くには滑川にかかる朱色の「琴弾橋」があります。

琴弾橋

住所         鎌倉市 小町2-23-3
          JR鎌倉駅東口徒歩7分 
          
電話番号       なし
拝観料/入館料     なし
拝観時間/入館時間   特に定め無し